Vol.12 運動と健康のはなし運動による健康への効果運動は、肥満の解消や、体力増進のために適度な運動は有効といわれています。また、体の持久力を高めることで、筋肉が長時間の運動を行うための力を備え、体に十分な酸素を供給することができるようになると考えられています。 適度な運動には基礎代謝を高める・生活習慣病を予防する・筋肉を維持する・心肺機能を高めるといった有効性があります。しかし、無理な運動や苦痛を伴う運動は体や精神に良くない影響を与えてしまうこともあるので、無理なく楽しめるペースで行う程度がよいでしょう。運動は、生活習慣病の予防のためばかりでなく、基礎代謝を活発にし、身体や精神を若く保つためにも有効であるといわれています。 身体機能の向上
心に及ぼす影響
運動不足がもたらす弊害最近は、自動化・省電力化によって、身体を使う機会が少なくなり、日常生活の中で健康を維持するために必要な運動量を確保することが大変難しくなっています。その反動として、運動不足による健康障害、すなわち「運動不足病」が発生するようになりました。 運動不足病とは運動不足が原因で生じる疾病のことで、厳密な規定はありませんが大半は生活習慣病といわれるものです。これらの予防のためには、運動をすることが最も効果的です。 運動不足から誘発される状態と疾患例
健康づくりのための運動指針
1.生活の中に運動を 運動療法とは、運動することによって心肺機能が高まり血液の循環が良くなります。 そして、LDLコレステロールや中性脂肪の分解が活発になり、HDLコレステロールが増えます。継続的に運動習慣を身につけることによって、太りにくい体質になるようです。 しかし、日頃から運動習慣のない人が、急に激しい運動をすると思わぬ負担を体にかけてしまうことがありますから、無理なく長く続けられる有酸素運動(酸素を大量に取り入れ体内で消費する)が適しているようです。 これは、脂質をエネルギー源とするので体への負担が少なくてすむようです。 ※朝晩に10〜20回程度大きく深呼吸をするだけでもチョッと効果があるようですよ!
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