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【号外】第14回日本骨粗鬆症学会(1)

9月27日(木)〜29日(土)の3日間、新潟、朱鷺メッセにて開催され出席しました。

今回のテーマは、「骨折連鎖を断つ」でした。

私は、最近講演をたのまれて「転ばぬ先の知恵」 〜生活習慣病からの骨粗鬆症〜という題で話をさせて頂きます。その中で、70歳を過ぎて、1度転ぶと2度3度と言っていますが、今回のテーマはそのものでした。


1回目の転倒等による骨折が起こった後には、2回目・3回目の骨折が起こることが、たくさんのデータ―から報告されるようになりました。


一番多いのは、加齢によるものです。

最初の骨折は、手・肩から。次に脊椎椎体・腰椎圧迫骨折・・大腿骨近位部・・・寝たきりになってしまう。


 

次は、遺伝によるもの。

親がチョットしたことで骨折した経験のある方。
その人の子供さん達は、年齢に関係なく骨折が起こり易いそうです。早いうちからのケアが大事です。


骨密度・骨強度の低下によるもの。

やはり、一般的なことです。ただ、“自分が骨密度・骨強度の測定の経験がない”という方も多いそうです。

(当店の骨密度・骨強度の測定会をぜひご利用ください。)


今までは、骨粗鬆症=骨密度の低下でしたが、今は、骨強度の低下に、変わっています。
特に、U型糖尿病・腎臓病の方は、“骨密度が高いのに骨折が起こりやすい”と言われています。
生活習慣病からの骨粗鬆症は確実に増えています。

骨粗鬆症にかかっている人は、1,280万人と言われていますが、実際に治療を受けている人は、わずか20万人しかいないそうです。(毎年90万人以上の人が骨粗鬆症になっているそうです)。


まだ間に合う、今なら牛乳、運動で!

大切な“骨”やさしくケアしてあげて下さい!

今回私は、骨粗鬆症マネージャーの講習を受け修了証書を頂きました。

これからも骨粗鬆症になる人が増えないように頑張りたいと思います。

次号は東大整形外科の先生と栄養大学の教授から直接聞いた話を書きたいと思います。
転んだ時にでも骨折を防げるような簡単な運動も指導して頂きました。乞うご期待!



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